遊戯王マスターデュエルのWATER&WINDフェス、通称水風フェスで使用したデッキの紹介です。初心者の友人に向けたものになっており、作成するSRは拮抗勝負3枚となっています。が、キャンペーンの相剣ストラクからブラックホールとコズミックサイクロンだけは引っ張り出しました。
後攻型の妖仙獣デッキで20戦11勝と50パーセントの勝率で遊べたそうです。CPを節約しつつ報酬の半分とミッションのジェム回収を行いたい方にはおすすめです。このデッキを強化し自分が20勝を駆け抜けたデッキも紹介します。正直、勝率は60%がいいところだったので大差はないかもしれません。
格安妖仙獣デッキの紹介
EXデッキは使いませんが、デッキが先にバレる可能性があるので埋めておきましょう。

カード名とレアリティ
妖仙獣で検索するとテーマカードは全部出てきます。URはソロモードと特設セット商品で確定入手できるものです。そこもケチりたい人向けに代用も後述しています。
- R 鎌壱太刀
- R 鎌ニ太刀
- R 鎌参太刀
- N 辻斬風
- N 飯綱鞭
- N 修験の妖社
- R 居太刀風
- R ガダーラ
- SR ブラックホール
- UR サンダーボルト
- UR ライトニングストーム
- UR 三戦の才
- R 闇の護符剣
- R 召喚の呪詛
- SR コズミックサイクロン
- R 激流葬
- SR 拮抗勝負
- SR 無限抱擁
- SR 神の宣告
もっと安くする代用カードについて
流行っている氷結界に強くでれる「拮抗勝負」は代用無しです。ブラックホールの代用もかなり役割が変わってしまうので注意。
- ブラックホール → アフターバーナー
- ライトニングストーム → シールドクラッシュ
- 三戦の才、無限抱擁、神の宣告 → 脱出装置
- コズミックサイクロン → サイクロン
何をしたいデッキなのか?
後攻で何をしたいのか?というと、拮抗勝負か、闇の護封剣+ブラックホールなどの除去により相手のリソースを大きく削ることを目的としています。その後も継続したバウンスや除去を活用し相手の展開を阻害し続け、ゆっくり止めを刺していきます。
妖仙獣は、モンスターが除去されず手札に戻ってくることで相手とのリソース差を生むことが特徴のデッキです。妖仙獣モンスターの効果を無効にされ、手札に戻ってこれない、効果が発動できないことが最大の弱点です。
拮抗勝負
相手の展開量にもよりますが、後攻ではまず何も展開せずバトルフェイズに突入し拮抗勝負を使います。「破壊されたとき」の効果は無視して墓地へ送ることが出来ます。
拮抗勝負はバトルフェイズの終了時に発動が可能な罠カードです。拮抗勝負を普段使ってないよという方は気を付けてください。
妖仙獣モンスター
妖仙獣モンスターの召喚効果にはターン1がありません。「壱 → 弐 → 壱」の様にすれば同名モンスターの召喚が許されています。鎌壱太刀のバウンス効果もターン1はないので、2体入れば2枚バウンス出来ます。
鎌弐太刀は相手へ直接攻撃も可能です。鎌参太刀は、相手への戦闘ダメージでサーチ効果が発動するため相性がとてもいいです。
鎌弐太刀は最大の攻撃力を持っているため、辻斬風による攻撃力アップ効果で2800まで火力があがります。これは、壊獣ガダーラの攻撃力2700を超えるためのものでもあります。
飯綱鞭によるドロー効果に注目が行きがちですが、手札から発動することで連続召喚を行う間、無限抱擁などをさせず安全に妖仙獣モンスターを複数体着地させることが出来ます。
壊獣ガダーラ
相手の脅威を一つ排除することが重要な役割です。手札にバウンスすることで再利用することも可能です。セットしてあった激流葬や神の宣告の起動にも使えるので、相手の盤面に残ってほしくない時、適当にならず考えてみると良いかもしれません。
闇の護封剣+全体除去
表側モンスターを対象とする効果を無視して破壊することが出来ます。今回のフェスでは、エジルギュミルとランセアを封じる一手として採用しています。後述もしますが、エジルにチェーンされると闇の護封剣は無効化されるので注意。
各デッキへの対処方法など
流行っている氷結界に特に勝ちたいデッキになっているので、そこの注意点を多く話してます。次点で多かった、スピードロイド、ゴーティス、ホワイトオーラデッキへの対処法を少し。
対氷結界
氷結界の先行で立ってくる脅威モンスターが、エジル・ギュミルとランセアの2体になります。彼らの能力は、表側表示のモンスターに対しての破壊耐性や破壊後の効果発動です。闇の護封剣で裏側にすることで安全に処理が可能です。又、妖仙獣によるバウンスも効果的となります。
ただし永続魔法である闇の護封剣は、エジルギュミルの能力でチェーンされフィールドから離れてしまうと効果が発動すらしません。先に使わせてから発動することをお勧めします。
ランセアは破壊されずとも、墓地にさえ送られれば効果が発動します。効果で概ねトリシューラというシンクロモンスターが着地します。これでフィールド、墓地、手札それぞれ1枚を除外されアドバンテージを握られます。闇の護封剣が無い場合は、バウンスで対処したいところです。
ランセアやエギルの着地前に出てくるアーケティスというモンスターも強力です。手札を2枚捨てることで何でも破壊という能力を自分、相手ターンに発動できます。シンクロ召喚成功時にも、シンクロに使ったモンスターの数だけドローするというのも強力。このためだけに、SRドロール&ロックバードというモンスターを採用するほどです。
ティア1のデッキなため、他のデッキでもきつい相手です。敗北しても悲観的にとらえることは無いでしょう。
対ゴーティス、ホワイトオーラ
不利目です。妖仙獣の火力の低さと、手札に戻るところが思いっきり足を引っ張ります。相手は墓地活用を得意としていますが、対策方法がありません。「召喚の呪詛」による特殊召喚封じが効果的ですが、後攻だと手遅れだったりもします。火力の高いモンスターもいるため、対処できない次のターンにはLPを削り取られてしまいます。
対スピードロイド
丁寧にバウンスさえ出来ていれば勝てる相手です。スピードロイドは毎ターンの展開能力が強力なため、除去カードを適当に投げすぎることも厳禁です。待てる余裕がある時は、温存することも大事です。
デッキ強化案
自分が実際に使っていたデッキからになります。炎舞と壺3枚増やしたのが大きな違いになります。不思議なことに勝率が大きく上がったかと言われると、そうでもないっていう。安定性は向上してると思います。

各カードの採用理由
- SR 各種壺3種類:ドローは正義。
- UR 鉄騎の雷槌:神の宣告とどっこい。モンスター効果を止めれるは偉い。
- SR 炎舞ー天璣:妖社よりも確実で早いサーチ
- UR ライスト:護封剣とはやや相性悪いのでブラホでもいい。
- UR 無限抱擁:呪詛も捨てがたいがやはりこっちか。
検討したカード
- SR ウェーブホース:デッキバウンスがEXモンスターには丁度いい
- SR 皆既日蝕の書:エジル貫通で裏側守備にできる。
- UR 抹殺の指名者:相手の無限抱擁が辛すぎる。
- R 迷い風:モンスター効果無効の他、攻撃力下げれるの偉い。
- SR ドロール&ロックバード:アーケティス辛すぎる。
以上です。参考になれば幸いです。
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